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EEICしか勝たん

研究室配属も無事決まり、eeicでの生活も1段落ついたので2A~3Sを少し振り返ろうと思います!

筆者は電電に所属して、成績はEEICの平均くらい。楽しく学科生活を送っています。(割と標準的なeeic生??)自分も進振りのときにはeeicの先輩方のブログを読んでいたのですが、優秀すぎるeeic生ばかりでついてけるかなーって不安だったからこんくらいの生活の人でもなんとかなってるよーというところを感じてもらえれば!引くほど優秀な友人もブログ書いてる(これとか)けどこんな優秀な人じゃなくても生きていけるから安心してください笑

この記事が進振りや研究室配属で悩んでいる人の参考になれば幸いです。

宣伝と反省

あんまり授業に出ていなかったのは後悔していて、(当たり前ですが)授業には出た方がいいです。eeicはシケタイがしっかりしていて、録画のある授業も多いので割と試験前にちゃんと勉強すればなんとかなってしまうとこもあり、これにちょっと甘えていたところもありました、、、。

あと、eeicにはeefc(でんきフットボールクラブ)っていサッカーサークルあるからよかったら入って下さい。自分も副代表やってます。最近は御殿下ジムでフットサルしたり、農学部グランドでサッカーしたりしてます!(電気系の人なら誰でもウェルカムなので興味があればtwitterからでも連絡下さい!)

EEICとは

EEICは東京大学工学部電子情報学科(電情)・電気電子工学科(電電)の略称で、物理を究めて情報社会に変革を起こしたり、情報を究めて物理世界に変容を起こしたりできる人材を輩出しているようです。流行りのAI技術や半導体、光物理やプラズマとかやってます。学科を卒業する頃にはプログラミングはできるようになっていると思います。東大理系で就職最強学科の1つらしいですね。

なぜEEICに

松尾研のGCIを受講したことがきっかけです。GCIはこちらを読んでもらえれば。

GCはデータサイエンスの講座でしたが、自身はその講義や課題を通じてプログラミングやものづくりの楽しさに気づきました。そういうのができそうな学科で自分の点数と合ったのが電電でした。

最近は電情の人気が上がっていて、それに釣られて電電の底点も上がってるようですね。自分は第一段階で電情に落ちて、第二段階で電電に内定しました。

各セメスターを簡単に振り返る

2A

授業が一番多い時期。成績にこだわりたいなら、2Aが頑張りどきな気がします。このとき自身はスタートアップでエンジニアインターンもしていて、平日と日曜に授業と課題、土曜日は1日インターンというスケジュールでした。結構大変だったかも。あとC言語が嫌いになりました。segmentation faultってなんやねん。

毎日1~4限に授業が入っている時間割が推奨されるので、自分もそれに従って取っていましたが、キャパが足りず学期末に試験を2つ切ってしまいました、、、。先生も言うように、2Aの科目は今後何をするにしても生きるような基礎科目なのでなるべく取ったほうがいいと思いますが、実は卒業単位数的にはそこまで詰めなくてもいいことを頭の片隅に置いとくといいかもしれません。

中間試験がある科目が多く、毎週のように試験が入ってる期間もあった気がします。友達も言ってましたが、全ての試験・課題に対して100%の力を注ぐとキャパが崩壊する気がします。成績に囚われすぎずに、自分の中で優先順位をつけて取捨選択することが大事だと思います。(A1の大人気研究室に行きたいならそんなこと言ってられない気もしますが)

一番印象に残ってる授業はやっぱりソフトウエアⅡです。2単位とはにわかに信じがたい課題の重さですが、めちゃくちゃC言語の力がついた気がします。個人的にはおすすめです。あとシケタイで電気回路理論第一を担当していました。板書ノートと授業内課題を全てまとめたシケプリを2022年のフォルダ中にアップロードしているのでぜひ勉強に活用して下さい、自信作です!

3S

学生実験がついに始まります。(3Sのを前期実験、3Aのを後期実験と呼びます)実験を中心に生活が回るようになると思います。自分は実験レポートをコツコツ書けないタイプでした。レポート提出の〆切がは次の実験日の13時までだったので、前日はほとんど寝ずに、12時くらいまでずっとレポートを書いていることが多かったです。そんな生活をしていたので、生活が不規則になり、授業もオンラインで受講か欠席がちになってしまいました。あと肌も荒れました。睡眠は本当に大事。

前期実験は本当にメンバーに恵まれました。授業にあんまり対面で出ていなかったせいで、大学にいる時間はほとんど実験班のメンバーと過ごしていた気がします。メンバーがみんないいやつだったおかげで楽しかったです。あと高専出身のメンバーがいて、チート級でした。オシロスコープや回路の配線で困っているとほとんど全て解決してくれる化け物で、彼が実験班にいなかったら帰れる気がしなかったです。

アルゴリズムの授業が楽しかったしおすすめです。競プロやってる人の凄さも分かったし、競プロの世界を垣間見ることができました。pythonがある程度書ければついてけるので、他学科の人にも是非勧めたいです!自分の最終課題も記事にしているので良かったら見てみてください!

あとVerilogが嫌いになりました。I give upってなんやねん。でも機会があったらまたVerilog触ってみたいと思ってます。(C言語はもういいかな)

3A

研究室振り分けの参加単位数は足りそうだったので、授業はほどほどにとって後期実験や電子情報機器学に時間をかけていました。EEFCも3Aから本格的に活動を始めました。あと、松尾研究所の共同研究インターンも3Aに始めて、そこにも結構キャパを割きました。

後期実験は、夏休み中に実験の希望順を提出して、それをベースに実験が決まります。自分は運がいいことに第1~3希望が全て通りました。後期実験の制作物は全て記事にしています↓

  • 人工知能演習
  • 情報可視化
  • LSIの物理設計

結論から言うとどれも楽しかったし、勉強になりました。人工知能演習は前半で深層学習や自然言語処理、音声処理の基礎を演習しながら学んで、後半でチームに分かれて前半の知識を活かして作品を何かしら作成するというものでした。流行りのAIに興味があるなら電電でも取っといて損はないと思います。ただなんの説明もなしにいきなりtensorflowが出てくるので、背景知識が少しあるといいかもです。自身は3Sで松尾研のDL基礎講座を取っていてなんとか耐えました。情報可視化もかなりおすすめで、D3というライブラリで可視化手法を学びながら、何かしらの可視化webアプリを作る、というものです。jsや可視化ライブラリについて学べるいい機会になりました。あと、矢谷先生の講義パートが分かりやすくてためになりました。LSIの物理設計も個人的には結構推したいです。pmos・nmosからLSIの設計をして、実際にクリーンルームに入って作成、計測するとこまで出来ます。LSI設計の過程を(基本的な部分ではありますが)企業の人が使っているようなソフトウエアを通して作るのはいい経験になりました。

あと電子情報機器学も楽しかったです!今思い返せば、4Aは開発してばっかりだった気がします。

おわりに

卒論では、染谷研究室に配属されて有機音響センサの研究をはじめようとしています。TOEFLや院試が控えているので夏まではしばらくそっちも頑張らなくちゃ、、、

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