Orange and Yellow Modern Simple Illustrative Cute Coffee Shop Logo (5)

インドで学ぶLLM②

インドで学ぶLLM①の続きです。ぜひそちらにも目を通してみて下さい。

②では、Findability Science Inc. さんでのインターン内容を中心に書こうと思います!

なお、この記事はEEIC2023アドベントカレンダーの12/9日分として寄稿しました!

そもそもLLMとは?

LLM(Large Language Model)は、大規模な言語モデルの略称で、自然言語処理タスクにおいて高度なテキスト生成と理解能力を備えたコンピュータープログラムを指します。ChatGPTのプラグインとかを抜いた中身をイメージしてもらうと分かりやすいです。(↓は自身が後期実験の人工知能演習で使ったスライドの一部です。)

現在、多くのLLMモデルが開発されており、ChatGPT APIのように商業利用可能なLLM APIも増えています。今回のインドでのインターン先であるFindability Science Inc.では、LLM APIやさまざまなIT技術を組み合わせたシステムの開発に取り組んでおり、インターン中にはこれらのシステムを実際に操作したり、開発者からアルゴリズムについて学んだりし、最終的にはこれらの製品を日本市場でどのように活用するかについて学生間でディスカッションやプレゼンテーションを行いました!

Findability Science Inc. のオーランガバードオフィス

Findability Science Inc. はボストン(アメリカ)や、ニューデリー(インド)に拠点を持つ、法人向けのAIソリューションを提供するグローバル企業で、オーランガバードは、開発拠点の役割が大きいそうです。グローバルなミーティングが多いそうで、オフィスの一角に、世界各地の壁時計があるのが印象的でした!(↓オフィスからの景色)

インターンの内容

インターンの期間中はオフィスのミーティングルームを利用させてもらいました!エンジニアの方がオムニバス形式で、LLMの基礎からLLMを活用したFindability Scienceさんの製品まで詳しく解説してくれました。実務で使用されるモジュールや各種APIについての理解が深まりました。(↓講義の様子)

インターンや大学訪問(またどこかで書きます!)を通じて、ソフトウエア開発は各種拠点での共同開発が可能で、パソコンとネットワーク環境さえあれば、世界のどこからでも最新のモジュールやAPIを実務レベルで利用できることを改めて実感しました。

また、高校の地理で「インドの学生がIT業界を目指すのは、IT業界が新しい業界だから、カースト制度に縛られず実力さえあれば誰でもなれるから。」と習い、そのような先入観を勝手に持っていました。ランチを食べる際にCEOのアナンドさんに聞いてみると「それはかなり前の話で、今はカーストで仕事が制限されることはほとんどない。IT業界が人気なのは単純に待遇の良いポストが多く、また性質上、起業志向の強いインド人に向いているからだと思う。」と言われ、大分印象が変わりました。

他の社員さんから、インドの理系学生は大学の専攻に関係なく、多くの人がソフトウエアエンジニアの職につく、といったことも聞きました!今回の研修を通じて「インドはIT大国だ」というイメージの解像度がかなり上がった気がしました。

最終日には、解説していただいた技術や商品を日本市場でどう活かすか学生が話し合って提案する機会がありました。自身の班はLLM技術を組み込んだ電話の自動応答システムを提案しました!エンジニアの方から関心をもってもらえ、色々と質問してもらえたのが嬉しかったです!

インターンで食べたお菓子

Findability Scienceさんのご厚意で、インターン中に様々なお菓子や差し入れを用意してくれました。どれも日本では馴染みの薄いものばかりで面白かったので、いくつか紹介させて下さい!

まず、このチョコレートクッキーめちゃくちゃ好きでした。上品な甘さで無限に食べれました。無くなると社員の方が休み中に補充してくれるのもあって、止まらずに食べてしまっていました。

あと、上の写真で背景となっていますが、4種類ほどのナッツやドライフルーツを常に用意してくれていました。それでたまに出てきた、バナナチップスがかなり印象に残っています!(お土産でも買って帰りました!)

インドのバナナチップスは青いバナナが原材料で、しょっぱい味付けにするのが普通のようです。最初はかなり驚きましたが、素朴な味わいで自分は結構好きでした。

ラッシーもいただきました。インドで飲んだものの中でこれが一番口に合いました!飲むヨーグルトが好きならきっと美味しく感じます。日本のインドカレー屋で出てくるものとかなり似ている印象です。

日本のインドカレー屋さんで出てくるマンゴーラッシーが好きで、本場のマンゴーラッシーを楽しみにしていたのですが、実は今回のインド研修でマンゴーラッシーを飲むことができませんでした。社員さんに聞いたところ、マンゴラッシーはインドでも人気だけど、新鮮なマンゴーから作るからあまり日持ちがせず飲めるシーズンが限られているとのことでした😭

次インドに行くときはなんとしてもマンゴーラッシーを飲みたいです!

あと、この飲み物も紹介したいです。名前は忘れてしまったのですが、この味は一生忘れない気がします。例えるなら、ヨーグルトに浮かんでいる透明な液に生姜・スパイス・バジルを加えて煮詰めてような感じです。全ての素材が主張しあっていて、なんとも不思議な味でした。これを飲むとお腹の調子が良くなるらしく、インドの方は食後に飲むそうです。

また、自分たちのインターン中に社員の昇進を公表する機会があり、その際にご飯が出てきました!真ん中に写ってるインド風春巻きがめちゃくちゃ美味しかったです。(手前の辛いソースをかけて食べます)

②の最後に

今回はインターンの内容を中心に書きました!また、訪問した遺跡や大学、そしてまだまだ食事についてもまた書きたいです!

書いてたらインドのご飯、また食べたくなりました、、、。カレー美味しかった、、、

上部へスクロール