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温かな中国を歩く③

最後に上海編です。実際に行ってから半年以上経ってしまいました、、、。

上海での思い出

北京から高鉄(中国版新幹線)に乗って上海にやってきました。

中国の駅名のフォント結構好きです。見た目は空港に近い気がしました。

高さ492メートルもある上海タワー、とんでもない角度で見上げないと先端まで見えません。日本の森ビルや三菱電機も建築に関わったそうです。

東大で修士課程を過ごされた盧先生の主催で、上海で活躍されている日本と関連のある方々を集めた座談会が開催されました。参加者は弁護士からAIコンサルタントまで多岐にわたり、中国での様々な職種でのキャリアについて学ぶことができました。

翌日は、復旦大学の新聞学院に伺いました。新聞学院はメディアやジャーナリズムに関する専攻です。

中国の報道規制に関する見解や、どこからがグレーゾーンになるのかといった非常にセンシティブな話を聞けたのは、大変貴重な機会でした。特に、かなり攻めた報道をするメディアの立ち上げに関わる卒業生がいることが印象に残りました。また、VPNを使用している若者が自身の予想以上に多いことにも驚きました。

学内に中国共産党の功績を讃えるモニュメントがあるのも中国の大学ならではな気がします。

学内に大学の歴史をまとめた記念館がありました。復旦大学の半導体専攻は中国で一番歴史があるそうです。大学としては世界初の電気系専門の学科として誕生したらしい、東大の電気系専攻と通ずるものを感じました。

自身らの復旦大学への訪問は記事にしていただいているようです!

最終日は、上海の浦東地区における経済発展をテーマにした体験型施設を訪問しました。近未来的な展示が多く、ITの社会実装に積極的な中国の姿勢を感じました。浦東地区はここ数十年で急激に発達した地区で、現在は中国の経済的な中心地になっているそうです。

付近にあるAI技術の体験施設も紹介していただきました。日本でも見たことがあるような展示も多かったですが、中国の国産LLMの展示はかなり新鮮でした。ここでは中国の大手検索エンジン「百度」が開発したものが取り上げられていました。日本の国産LLMの現状はあまり把握していないのですが、中国国内ではChatGPTが使えないこともあり、国産のLLM開発の推進力が強まっているのかな、と感じました。関係ないかもです。

最後に

人生で初めて北京と上海を訪れ、中国のITバブル、悠久の歴史、若者の中国経済への不安、学生のキャリア感など、多くのことを学んだ非常に貴重な経験でした。北京が政治の中心地で、上海が経済の中心地ということも肌で感じました。

今回のプログラムは、自身らの研修がうまくいくよう尽力された現地の方々のおかげで成立しました。北京側のプログラムをまとめていただいた劉先生、上海側のプログラムをまとめていただいた盧先生にはこの場を借りて感謝申し上げます。

特に、盧先生が何度も「志ある卓越」という東大のキャッチコピーを繰り返し述べていたことが、深く印象に残っています。「かつて(先生ご自身が)東大でお世話になったから、その恩返しを未来のある若い世代にしたい」と熱く語っていた盧先生の姿に、非常に感銘を受けました。日中関係は短期間で解決するものではありませんが、若い学生に中国を直接感じさせ、実際の中国を知ってもらい、将来的に日中関係に貢献してほしいという盧先生の願いは忘れられません。今は大した影響力を持たない一人の学生ですが、いつしか自身の専門性を活かして、今回中国でいただいた恩を返せたらと多います。

最後に今回の研修で訪中団の団長を務め、研修の充実に尽力された笹本さんをはじめ、素敵なメンバーとのご縁を今後も続くと嬉しいです。本当にお世話になりました。

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